「しっかりとやろう。」
「はっきりしよう。」
「ちゃんと片付けよう。」
「早くしよう。」
「少しやってみよう。」

大人であれば、それまで経験として積み上げてきたものがあるため、話の流れや今の状態等で概ね内容を理解し行動することができます。
しかし、子どもたちにこの言葉で伝えるのは相当ハードルが高いでしょう。
それは、大体1歳ごろから発達し始める、言語機能等の上達に関わる「※おりこうさんの脳」に関係しています。
※成田奈緒子さん著書の本に出てくる言葉です。ぜひご覧になってみてください。
まだまだ脳の発達段階である子どもたちに、曖昧な言葉や主語など省力しているような明確でないセンテンスで伝えたとしても、理解が難しいのです。
つまりこの時期は、子どもが理解できる言葉選びやセンテンスづくりをする必要があります。
今日は、どういった言葉選びをしたりセンテンスづくりしていくべきか、私の考えを共有しますので、子どもたちに伝わる言葉選びについて考えるきっかけになると嬉しいです。
曖昧な言葉→明確な言葉
冒頭に述べた以下の言葉たち。
- はっきりとしよう。
- しっかりとやろう。
- 早くしよう。
- ちゃんと片付けよう。
- 少しやってみよう
- これくらいにしよう。 etc
これらは、曖昧な言葉の代表格です。
料理本にもよく「塩 少々」とかありますが、どれくらいやねん!とツッコミを入れたくなりませんか?笑

つまり、子どもたちがこういった曖昧な言葉を言われたときに「どういうことだ!?」と思っていても不思議ではありません。
ではどうすれば良いか。それは至ってシンプル。
曖昧な言葉→明確な言葉
早く→何分までに、など
ちゃんと→〇を△に片付けよう。など
少し→〇番までやってみよう。など
しっかりと→〇〇の目標でやってみよう。など
このような感じで、具体的にどうすれば良いかわかりやすい言葉選びをすればいいと考えます。
基本的にクラスや支援級関係なく、子どもたち全員に対してすべきことだと考えています。
そうすることで、子どもたちも曖昧な言葉ではなく、明確で相手が分かりやすい言葉選びをするようになるでしょう。
センテンスづくり
こんな場面よくありませんか?
ティッシュが欲しいときに
「ティッシュ!!!ティッシュ!!」
と言ってしまう事・・。笑
これよく私も子どもに突っ込んでますが、
「ティッシュが・・どうしたの?」と笑
- 「トイレ!」
- 「それちょーだい!」
- 「買って!買って!」
- 「それとって。」
- 「早くして!」 etc
これらも同じ類ですね。
でも振り返ってみるとよく聞きますよね。
学校現場でもよく聞きます。
ではどうすれば良いか私の考えはこちらです。
フルセンテンスで話そう!です。
「買って!」
→私が、〇〇で必要なので買ってください。など
「それとって!」
→椅子の上にある〇〇を取ってください。など
誰が・なぜ・何を・どうして・どうするなどを意識できるように、大人が気をつけながらセンテンスづくりをしていけるとより伝わりやすいですね。
丁寧に相手に伝える意識を持つことで、「おりこうさんの脳」の発達に大きく影響していくのです。
そして先々でプレゼン力やコミュニケーション力の向上にもつながっていきます。
簡潔なセンテンスづくり
これはもういうまでもないかと思いますが、フルセンテンスで伝えるときは簡潔に!です。
大人同士でもそうですが、ダラダラと話されると「この人は結局何を言いたかたったの?」となりませんか?
もちろん子どもたちは、尚更「何が言いたいかったの?」となってしまいます。
フルセンテンスで話すと同時に、内容を簡潔にすることを意識しながら話してみるといいでしょう。
これを伝えたい大人たちも、あなたの身近にきっといるはずです笑
まとめ
子どもたちに伝わる言葉選びをするために・・・
- 曖昧な言葉→明確な言葉への変換
- フルセンテンスで伝える。
- 簡潔なセンテンスづくりをする。
ぜひ、日々の言葉選びについて考えるきっかけにしてもらえると嬉しいです。


コメント