8月も気付けば下旬に差し掛かってきました。暑さもほんの少しずつですが、和らぎつつあり、夜もほんのり秋めいてきた気がします。
「読書の秋」になる前から、素敵な言葉たちと出逢っていきたいですね!
そんな私ですが、子どもたちと関わってきて約13年。子どもたちの発達を側で見守りつつ、色々な関わりをしてきました。
そんな中でこんな疑問が・・・。
子どもたちの発達って関わり方とか体験学習とか重要因子はたくさんあるけど、
結局のところ脳とかの根本がちゃんと育ってないといけないんじゃないか?
そんな疑問に的確な答えをくれた本と出会いましたー!それがこちら!
成田奈緒子さんは小児科医であり、様々な研究(脳科学・解剖学など)を行っていて、かつ子育て支援事業「子育て科学アクシス」の代表もされているとてもすごい方です笑
この著書では、子育てをしていくにあたってインパクトのある一言が書かれております。
「子育ては、脳の育つ順番に沿えばうまくいく。」
「子育てを変えれば脳が変わる」より引用
とんでもなく突き刺さる一言でした。
脳を育てていく上で、気持ちのコントロールやコミュニケーションがどう備わっていくのかなど、保護者にとっても教員にとっても大事なことが書かれています。
また、この本は「子育て」の視点で述べられていますが、脳育てをする上で学校でもできる関わり方や言葉掛けの仕方など、とてもためになる知識が詰まっている本だと感じました。
簡単に、その脳の種類と育つ順番について私の解釈ですが、共有したいと思います。
3つの脳について
脳には3つの種類があると成田さんは言っています。
①からだの脳 ②おりこうさんの脳 ③こころの脳です。
まずそれぞれどのような脳か簡単にお伝えします。
①からだの脳(0〜5歳で育つ)
寝る・食べる・姿勢保持・呼吸など、生きていく上で絶対に必要な身体機能を担う脳です。これがないと生命維持をするのに支障をきたしてしまうものたちですね。
②おりこうさんの脳(6〜14歳で育つ)
言語的なこと・運動機能・計算等学習的なことなどに関わる脳(大脳新皮質の部位で構成される)です。この脳が育つと、勉強が良くできたり、言葉を巧みに使って話したりします。
③こころの脳(10〜18歳で育つ)
自ら考えて問題を解決する能力・情動をコントロールしながら人とうまく関わる・想像力や判断力などに関係している脳です。これはおりこうさんの脳の一部と、からだの脳を繋ぐ神経回路から構成されています。
脳育ての順番
本の中でも家に例えていたので、自分で図を作ってみました。
-1.png)
このような感じで表現されていて、順番が一目瞭然ですね!
まず家を建てるときには、1階からつくります。そこから2階を作ってから階段で繋ぐという流れになるかと思います。
脳も一緒でこのような順番で行うことを鉄則とするそうです。
なぜなら1階である「からだの脳」、つまりは生命維持に欠かせないものをまず構築しなければ、後の2つは作ることはできないからです。
そして脳は、可塑性(柔軟に形や機能を変えることができる性質)があるため、何歳からでも挽回できるというのです!それだけでも人間ってすごいなって思います。
まとめ
簡単にお伝えしましたが、本には「からだの脳」「おりこうさんの脳」「こころの脳」について、それぞれ育て方が細かく書かれています。また、根本的に脳を育てることが一体どういうことかも、分かりやすくまとめられていますよ。
子育てだけでなく、今までの子どもたちとの関わり方を改めて振り返っていただき、ぜひ「脳育て」の視点を持って子どもたちとの日々を過ごせると、また違った景色を見ることができるかなと思います。また、いかに規則正しい生活が重要なのかもご理解いただけるかと・・。


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