あなたはどう捉える?④ 『教員の力の格差編』

教育

「子どもたちの本当の居場所」でも少し触れた「教員の力の格差」について、自分が今まで勤めてきた現場の実態を含め、私なりの捉え方や考え方を共有したいと思います。

またそれらを踏まえて、学校の一つの姿として知ってもらえると嬉しいです。

ペイ
ペイ

決して否定をしたいのではなく、あくまで私がどう捉えているかを共有し、みなさんの考えるきっかけにしてほしいです。

「教育現場」の特異性

ニュース等でも取り上げられていますが、教員の仕事は企業にはない様々な特異性があります。

その中でも2つの特異性について取り上げたいと思います。

特にそのうちの一つについてがとても厄介で、「教員格差」をつくり、より混迷を極める職場になっていくのです。

「目的」や「目標」がそれぞれ。

一般企業は「目的」や「目標」は極めて明確であり、それに向かって社員たちは働くというイメージが私にはあります。

学校はどうでしょうか。

学校ごとに学校目標があり、教員はそれらを受けて、各クラスや学年での目標などを決めながら学級経営を行います。

しかしながら、教員たちはそれぞれのキャリアがあり、培ってきたものが様々です。

子どもたちに何を伝え、何を学んでほしいかがバラバラで、言葉かけの仕方や目指す方向性も様々です。

その中で教員が評価される大部分は、「30数名の子どもたちをどうコントロールしているか」です。

つまりは、30数名の子どもたちを上手くコントロールできるかどうか、というところに注目が集まるわけです。

「目的」や「目標」がバラバラであることで、こういったことが起きていると私は考えています。

実際はそれ以外の仕組み自体がこういった事態を招いていると思いますが・・。

子どもたちは決まった評価規準で評価されますが、教員には決まった評価規準は特になく「クラスをどう束ねているか」で概ね評価されるのでしょう。

本当のところは知りませんが、私はそう感じています。

謎の力関係

2つ目は、謎の力関係です。

多分これは教員あるあるの一つかなと思います。

基本教育現場は、校長と教頭、総括教諭、学年主任(実際は教諭と同じ)しかありません(自治体ごとに変わります)。

よくいうと教員たちは自由に働くことができるがその反面、経験と発言力があれば管理職同等の力を得ることができてしまいます。

由々しき事態です笑

つまりは、その力ある教員の思う通りにことが運ぶということです。

これが「教員格差」の根源だと考えます。

しかし、力ある教員は悪気があってやっているわけでもなく、むしろいい方向にしたいと考えてやっていると思います。

なぜなら、その人の正義感や価値観をのもと行動していると考えるからです。

だからこそ混迷を極めるわけです。

まぁ私も力のない教員の1人ですが笑

この謎の力関係があることで、若手は非常に働きづらいことでしょう。

逆にそういった状況をみて、若手もそっちの方向に行ってしまう可能性があります。

どうなる日本の学校現場

この特異性があることで、教員間の力の格差が生まれてしまい、いろいろな弊害が起こると感じています。

私はこういった形を変えていくことで、子どもたちがより楽しく、通う意味のある学校になると思っています。

しかし、残念ながら私には現場を変えるほどの力はありません。

力のある人にこの思い!届け!笑

ということで、現場の実態を含め考えを書きました。

学校の一つの姿として知っていただき、学校教育について考えるきっかけにしてもらえると嬉しいです。

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