今までの記事で『自己決定』という言葉が多く使った気がします笑

それだけ今の子どもたちにとって、最重要だと私自身捉えているからだと思っています。
今日は、『自己決定』がなぜ子どもたちにとって最重要だと考えているかを共有したいと思います。
『自己決定』の必要性とは?
なぜそこまで『自己決定』が、今の子どもたちに必要だと考えるのか。
それは物事を自分事として捉え、自分の未来を切り開いていくためだと考えます。
子どものうちは実感はないと思いますが、大人になれば選択肢の中から自分で決定しなければならない時が必ずきます。
また選択肢を増やすのも、その人自身の行動にかかっているでしょう。
子どもの間は、大人になるための準備期間だと捉えます。
なので、たくさん失敗をし、修正を繰り返していくことで学びになるわけです。
学びとは、失敗した時の処理や修正の仕方、気持ちのコントロールなどですね。
その工程を行うことで大人になった際、それらの蓄積があるわけですから、乗り越えていけるわけです。
自分で決定してこなかった場合、そういう時がくると気持ち的にも身体的にも潰れやすくなってしまうでしょう。

また何か自分に不利益を被ってしまうと、他人のせいにすることも増えていきます。
「あなたが選んだもので失敗したから、あなたのせいですよね?」
という思考になりやすいからです。
そういう思考になっている子どもたちは、とても多いように感じます。
終身雇用の時代が終わった今。
自分の力で道を切り開いていかなければならないのは目に見えています。
だからこそ、この力が必要だと考えます。
『自己決定』できる環境とは?
さて、そんな『自己決定』ができる環境とは一体どのようなものでしょうか?
①教員とのつながりがあるか。
教員と子どもとの間に『関係性』があるかどうか。
ここが大きいと思います。
『安心』できる人的環境があるかないかで子どもの行動も変わってくるでしょう。
つながりができているのであれば、今まで選択したり決めたりするのが苦手な子どもたちも、一歩踏み出してみようと考えると思います。
その『関係性』については下記をご覧ください。
②自己選択ができるかどうか。
当然ながら一つのものに決定する前に、まずは選択する必要があります。
いくつかあるものの中から、自分に合うものを選び出すという体験から始まります。
選択肢から自分で選び出すのは意外と難しいもの。
なぜなら、一つひとつを自分と照らし合わせたり、どうなるのか先をイメージしたりとやることがたくさんあるからです。
大体「めんどくさい。」で片付けてしまいますね。
「もったいない!!」
と私は叫びます笑
だって、自ら選択や考える機会を放棄しているのですから。
ここは、①教員とのつながりでカバーしたいところです笑
教員が全力で支援できるかどうか。
ここが最も重要かもしれません。
子どもたちが『自己決定』したことに対して、全力で支援できるかどうかです。
これは①教員のつながりにも影響するところですが、
「子どもが決めたことだからね!」
といって、何もしないのは完全なる悪手です。
冒頭でも述べたように、子どものうちは『失敗をどう処理し、修正するか』をいかに積み重ねていくかです。
「自分で決めたことなんだから。」
といってしまっては、その力を養うことは難しいです。
教員が、全力で支援する姿勢を見せることで、子どもたちも安心して『自己決定』ができると考えます。
現在の公教育で実現可能か?
今の公教育で『自己決定』する力を養うことは、限られた範囲ではありますが、可能だと考えます。
しかし、それは担任の考え方ややり方にかなり左右されてしまうものです。
また、一斉授業の形は今もなお健在で、なかなか『自己決定』できる機会は少ないと思います。
教員が意識的に環境を整えたり、機会を設けたりしない限り、回数は限られたものになるでしょう。
一斉授業という形が姿を変えれば、容易にできると思いますが、いつになるかはわかりません。
ですので、この環境でできることといえば、
子どもたちに重要性を説き、限られた『自己決定』を意味あるものにしていくことだと考えます。
ちなみに現在支援級担任をしていますが、『自己決定』の機会はクラスより圧倒的に多いです。
時間や授業内容など様々な面で自由度が高いため、そういった環境をとてもつくりやすいですね。
まとめ
秘伝の書③ 『自己決定』
- 教員とのつながりがあるか。
- 自己選択できるかどうか。
- 教員が全力で支援できるかどうか。
『自己決定』できる環境をつくり、重要性を説くことで、自分の足で歩む練習を積み重ねられると良いですね。
ぜひ『自己決定』について考えるきっかけ、また考えの足しにしてもらえると嬉しいです。


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